小学校受験 楽しく飽きずにはさみ練習のコツ

小学校受験で大切とされる巧緻性。中でも大切なのが、はさみ切りです。
上手になって欲しいけれど、お子さんがなかなか取り組んでくれないと悩んでいませんか?

実は楽しく簡単に、はさみ切りを身につける方法があります

はさみ切りの練習に飽きてしまう一番の原因は面白くないからです。

私は長男を国内最難関と言われる小学校の一つに合格させた経験があります。

その経験を元に、この記事ではお子さんが我慢することなく、飽きずにはさみ切りを練習し、はさみの使い方を上手にを身につけられる方法をお伝えします。

この記事を読むと、お子さんと一緒に楽しみながら小学校受験に必要なはさみ切りの力を身につける方法が分かります。

その方法とは、普段の教材ををお子さんの好きなキャラクターの紙に切り替えること。これによって、簡単に楽しくお受験に必要なはさみ切りの能力を身につけることができます。

目次

巧緻性とは

巧緻性とは、手先や指先の上手に使える力のこと。研究(※1)でも、指先を器用に使える子供ほど計算能力が高いことが分かっているなど、巧緻性は他の能力を測るうえでも大切な要素とされています。

小学校受験の考査で工作など、指先を使った課題が出題されるのはそのためです。

指先を使った課題の中でも頻出なのが、はさみ切りです。

はさみ切りでは、開閉する力の入れ方、刃先の位置を調整する力、片手ははさみをもち、もう片方は紙を回すといった同時作業など、指先を器用に動かす要素が盛りだくさんですから、巧緻性を測るテストで出題されるのもうなずけますね。

さて、はさみを上手に使えるようにするには、どうすればいいでしょうか。

当たり前のことですが、はさみを上手に使えるようになるためには練習を重ねることが一番です。そして、練習を重ねるためには、飽きずに楽しくできる方法をとることが大切になります。

【方法】 普段の教材をお子さんの好きなキャラクターの紙に切り替えるだけ

用意するものは
①キャラクターの書かれた紙
②太マジック

になります。

普段のはさみ切りの練習には、幼児教室やドリルの課題を使っていると思いますが、これをお子さんの好きなキャラクターの紙に切り替えます。

キャラクターの書かれた紙を準備

例えば、仮面ライダーにハマっているお子さんなら、仮面ライダーを、プリキュアにハマっているお子さんならプリキュアの書かれた紙など、お子さんが大好きなキャラクターの書かれた紙を用意します。

キャラクターの書かれた紙ですが、幼児向け雑誌のページ、春休みや夏休みの時期でしたら、映画館に映画を見に行った時に、パンフレットをもらってきたものを活用するのもおすすめです。

電車好きのお子さんなら、旅行を検討した時のパンフレットなども活用出来ます。

絵の周りを囲む

作業の前に、普段の教材を見てみましょう。

黒マジックで太線が引かれており、その真ん中を切るようになっていますね

こちらと同じようなものをキャラクターの紙でつくりたいので、黒の太マジックでキャラクターの周りを囲っていきます

これで教材は出来上がりです!

たったこれだけの事なのですが、とても 楽しそうに切ってくれます。もっと紙ちょうだい、と言われることも!!

注意点

はさみに慣れないうちは、薄い紙は切りにくいもの。画用紙に近い厚さの紙を用意すると、紙をぐちゃぐちゃにすることなく切る事ができるのでオススメです。

まとめ

楽しく飽きずにはさみ切りを練習するコツは、お子さんの大好きなキャラクターの紙を使って、オリジナルの教材を作ること。

安価に気軽にできますので、ぜひ試してみてくださいね!

参考文献 ※1.浅田ら、幼児における手指の巧緻性と計算能力の関係 発達心理学研究2009,第2 巻、第3号,243−250

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