アルコール離れ対策は民間に任せればいい

国税庁が若者のアルコール離れを解決するアイデアを集めるコンテストをやると言って批判を浴びていますが、私は国の予算を掛けてやることではないと思います

私は医師として、若い方を含めた多くのサラリーマンと接していますが、若い方は本当にお酒を飲まなくなっていますし、それに伴ってお酒絡みの健康問題が減っているのを実感しています。

そもそも、国税庁が少しお金を投じただけで、若い方のライフスタイルが変わるのかが疑問です。

若い彼らは40代半ばの私の若い頃とはちがって、本当にしっかりしています。

お酒が飲めるかっこいい大人♪、なんていう浮ついた雰囲気に踊らされずに、自分たちでお酒を飲まないライフスタイルを意識的に選択している彼らにはいつも感心させられます。

忙しくても自炊してる子も昔より多いですし。

せっかく自ら健康になる方向性で動いてくれているのだから、お酒で税収取るよりも医療費削減とか、むしろ健康に投資したら減税、くらいの意気込みで行って欲しいものです、国税庁さんには。

この対策、イマドキの若い方に対して費用対効果も薄そうですし、国の予算を使ってやるようなことではなく、お酒のマーケティングは、飲料会社さんに任せるのがいいと私は思います。

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